高政のミャンマーでの事業のきっかけは、1983年のこと。すり身生産の技術指導のためにミャンマー南部のタニンダーリ管区ダボイという町に滞在したことに端を発します。
魚資源が世界的に枯渇しつつある状況の中、ミャンマー沖アンダマン海の漁場は資源が豊富。
鮮度を維持して高政の製造技術を投入すれば、高品質なすり身の生産が可能であると確信しました。
そして何より、この国に暮らす人々の素朴さ、おおらかさ、控えめな仕草。そこかしこに戦後忘れ去られていた日本の姿を感じ取ることができました。
当社が輸入総代理店として製品を一手に担うミャンマー産すり身の供給先である「ペイロンチャンタ トレーディング社」は、ミャンマー最大の都市ヤンゴンにあります。
今後はペイロンチャンタ社に魚粉工場を増設し、従来の魚肉すり身同様に100%取り扱います。
両社の関係はますます強化されており、双方の繁栄につなげていきたいと考えています。
高政は日本とミャンマー、地域に貢献する企業としてより一層邁進していきます。