昭和初期に産声を上げた「高政商店」が当社の原点。鮮魚販売から鰹節製造を経て、現在のすり身製造を始めたのは昭和46年のことです。
現在、すり身は自社蒲鉾製品に使用するだけでなく、数多くの水産練り製品業者にも販売。当初製造量3t/日で稼動開始したプラントは、現在では増設を重ねて20t/日までに成長を遂げました。「高政ブランド」のすり身の品質は、全国のメーカーから高い評価をいただいています。
高政では美味しい蒲鉾を作るために、市場での買い付けから最終製品に至るまでの全過程を一貫して行っています。それこそが「魚を知り尽くした蒲鉾屋」と称される所以。例えば、笹かまぼこの高級原料として使われる吉次(キンキ)は、海外産に頼らず、美味かつ稀少価値の高い三陸沖物だけを使用。コストよりも味にこだわる姿勢は揺らぐことはありません。
魚を見る「目」、すり身に注ぐ「心」、蒲鉾に活きる「技」が一つになって、高政の蒲鉾は生まれるのです。